黒部源流 ・ 富山県 / 長野県 / 岐阜県

三俣蓮華岳の登山ルート・コース比較

富山・長野・岐阜の県境に立つ北アルプスの峰。双六岳・黒部五郎岳・鷲羽岳方面へ稜線が延び、縦走路が交わる。

標高
2,841m
代表ルート
5本
祖父岳の南麓から真南に見た夏の三俣蓮華岳。ハイマツに覆われた山腹の上に岩の山頂部がそびえる

山の特徴

三俣蓮華岳の山頂からは立山連峰や後立山連峰、槍ヶ岳、笠ヶ岳を望み、黒部川を挟んだ雲ノ平の広がりも見渡せます。南東面のカールには開花期の高山植物が多く、そこから双六小屋方面へ続く山腹の道にも草花が見られます。蓮華の名は、広がる山容が蓮の花に似ることに由来するともいわれます。

三俣蓮華岳の登山ルート・コース比較

体力度・技術的難易度・コースタイム・距離・累積標高に加えて、発着地、コースタイムをもとにした 日程の検討事項、行程中の注意ポイントを同じ並びで比べられます。

裏銀座ルート

三俣蓮華岳:山頂を通る

CT 32:18(縦走)距離 51.1km / 登り 3,840m / 下り 3,600m

体力度10/10技術やや難

注意ポイント
ヘルメット推奨岩稜鎖場梯子槍ヶ岳山荘から上:穂先の登下降(出典あり)東沢乗越〜水晶小屋のやせ尾根/烏帽子岳山頂直下の鎖場、西鎌尾根の鎖場/槍ヶ岳穂先の鎖場・ハシゴ
発着
高瀬ダム → 上高地バスターミナル
アクセス
マイカー規制車回収の手配が必要
山小屋
烏帽子小屋・野口五郎小屋ほか
日程の検討
歩行32時間18分+休憩到着地からの帰路も計画。交通・日没を確認し、宿泊や途中撤退を検討

高瀬ダムからブナ立尾根で稜線に上がり、烏帽子岳・野口五郎岳・水晶岳・鷲羽岳・双六岳をつないで西鎌尾根から槍ヶ岳へ。槍沢を上高地に下る北アルプス最長級の縦走。

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薬師岳・雲ノ平・黒部五郎岳 周回ルート

三俣蓮華岳:山頂を通る

CT 33:40推定(周回)距離 53.5km / 登り 4,640m推定 / 下り 4,640m推定

体力度10/10技術やや難

注意ポイント
岩稜梯子水晶小屋〜水晶岳の岩稜/薬師沢小屋前後の吊橋とハシゴ
発着
折立 発着
山小屋
太郎平小屋・薬師岳山荘ほか
日程の検討
歩行33時間40分+休憩交通・日没を確認し、宿泊や途中撤退を検討

折立を起点に薬師岳・水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳の4座を踏む周回。薬師岳を往復してから薬師沢へ下り、雲ノ平へ登り返して三俣蓮華岳を越え、北ノ俣岳から太郎平へ戻る。

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双六岳・三俣蓮華岳 小池新道ルート

三俣蓮華岳:山頂を通る

CT 16:54(往復)距離 33km / 登り 2,330m推定 / 下り 2,330m推定

体力度7/10技術標準

注意ポイント
ヘルメット推奨雪渓(迂回可)稜線:落石(出典あり)秩父沢の残雪(7月中旬ごろまで)(橋が架かる7月10日頃〜10月21日は橋で渡り、雪の上を通らない(双六小屋グループの案内)。岐阜県の区間表は小池新道の区間を難易度Bとしている)
発着
新穂高温泉駅(新穂高ロープウェイ) 発着
山小屋
わさび平小屋・鏡平山荘ほか
日程の検討
歩行16時間54分+休憩交通・日没を確認し、宿泊や途中撤退を検討

新穂高温泉から左俣林道と小池新道で鏡平へ登り、弓折乗越を経て双六小屋へ。双六岳の平らな頂から三俣蓮華岳へ稜線を歩き、巻道で小屋へ戻って往路を下る。

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鷲羽岳 小池新道ルート

三俣蓮華岳:山頂を通る

CT 20:46(往復)距離 37.7km / 登り 3,070m推定 / 下り 3,070m推定

体力度9/10技術標準

注意ポイント
ヘルメット推奨双六小屋周辺の稜線:落石(出典あり)鎖場・補助ロープ・梯子・雪渓・岩稜のデータ未登録危険箇所がないことを示すものではありません
発着
新穂高温泉駅(新穂高ロープウェイ) 発着
山小屋
わさび平小屋・鏡平山荘ほか
日程の検討
歩行20時間46分+休憩交通・日没を確認し、宿泊や途中撤退を検討

新穂高温泉から小池新道で鏡平・双六小屋へ上がり、双六岳と三俣蓮華岳の稜線を三俣山荘へたどって鷲羽岳を往復する。山頂から南東の鷲羽池を見下ろす。

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西銀座縦走(折立〜新穂高)

三俣蓮華岳:山頂を通る

CT 21:30(縦走)距離 36.6km / 登り 2,770m推定 / 下り 3,020m推定

体力度8/10技術やや難

注意ポイント
ヘルメット推奨雪渓黒部五郎小舎〜双六小屋:落石(出典あり)黒部五郎カールの残雪(夏でも残る)
発着
折立 → 新穂高温泉駅(新穂高ロープウェイ)
アクセス
車回収の手配が必要
山小屋
太郎平小屋・黒部五郎小舎ほか
日程の検討
歩行21時間30分+休憩到着地からの帰路も計画。交通・日没を確認し、宿泊や途中撤退を検討

富山県の折立から太郎平・北ノ俣岳と稜線をたどって黒部五郎岳に登り、カールを黒部五郎小舎へ下って三俣蓮華岳・双六岳を越え、小池新道で岐阜県の新穂高温泉へ下る縦走。

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三俣蓮華岳の登山口・アクセス

三俣蓮華岳の主な起点は、折立・新穂高温泉駅(新穂高ロープウェイ)・高瀬ダム。高瀬ダムはマイカー規制。

起点主なルート車公共交通
折立発着・登山口薬師岳・雲ノ平・黒部五郎岳 周回/西銀座縦走(折立〜新穂高)駐車場ありバス
新穂高温泉駅(新穂高ロープウェイ)発着・ロープウェイ/ケーブルカー駅双六岳・三俣蓮華岳 小池新道/鷲羽岳 小池新道山麓に駐車場→索道バス・ロープウェイ
高瀬ダム起点・登山口裏銀座マイカー規制電車・バス・タクシー

運行日・運行期間・マイカー規制は年によって変わります。登山前に各交通機関と自治体の最新情報を確認してください。

山頂・周辺のピークとルート

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画像の出典
  • Wikimedia Commons 画像ページ祖父岳の南麓から真南に見た夏の三俣蓮華岳。ハイマツに覆われた山腹の上に岩の山頂部がそびえる / 写真:alpsdake / CC0